医者になってみたものの

研修医2年目の日常

初期研修病院選び(ハイポ思考)

こんにちは

 

地方国立出身の僕が縁もゆかりもなく知り合いもいないけど”関東に住みたい”の一心だけでハイポ病院を自分の目で見極め、実際にハイポ病院にマッチング出来た方法をお伝えしたいと思います。

 

まずざっくりと住みたい地域を決めたらレジナビでコンシェルジュに聞いて話を聞きに行きまくりました。

”on offがはっきりしている””自分の勉強の時間がしっかり取れる”を条件に伝えると察してくれます。

そして各ブースで話を聞いて、良いかもと思ったら見学へ。

今の時期だとオンライン説明会とかもやってて地方医学生にとってみたら移動費かからなくて良いですね、羨ましいです。

 

 

基本的に病院見学は午前と午後で2つの診療科をみます。

まず研修医がどのくらい丁寧に病院のことを教えてくれるかが肝ですね。

忙しい研修病院だと、初期研修医が見学生の相手をのんびりとしている暇はありません。

指導医の先生が”今日は学生さん来てるから院内案内してあげて”となって午前フリーとなったりしてたくさん喋ってもらう時間もらえたらそこはゆるふわハイポです。

昼休みに研修医がどのくらい研修医室にいるかもポイントで僕が見学した時はほとんど全員いらっしゃって、12時過ぎに当直明けの先生が帰って行きました。

 

僕の今いる病院は午後の見学は14時に終わって、ソッコー帰宅となりました。

 

ただ、診療科によって一部ハイパー診療科となることもありますので注意は必要です。

その辺りは、自分がついた初期研修医の先生に聞き出しましょう、コミュ力勝負。

 

基本的に初期研修医はよっぽどヤバくない限り、見学生に優しいです。

自分が見学生だった頃のこと、自分が何が聞きたかったか思い出すし、特に2年目だと自分とは被らないのでざっくばらんになんでも教えてくれる。

最初は当たり障りない質問をして打ち解けてきたら忙しい科だとどんな感じのスケジュールなのか、当直の次の日は帰れるのか(何時に)、当直の忙しさ、寝られるのかなどなど聞いていきましょう。

 

ちなみに僕のいる病院は基本寝られて、頻度で言うと3回に1回ぐらいお肌のゴールデンタイムに起こされます(院内転倒や、点滴漏れや、バイタル異常などなど)。

 

ハイポな研修をハイパーには自分のやり方次第でいくらでもできるけれど、ハイパーをハイポにはできませんし、ドロップアウトした同期(学生時代すごく優秀だった)もいます。

 

一番大事なのは義務教育の初期研修をこなして、修了証をもらうことぐらいで気楽に生きていく方が人生楽しかったりしたりして。。。