『医学部は入ってからが大変』は比べる対象による

 

高校生のとき、進路指導の先生に医学部に行きたいことを伝えたら言われた。

 

「医学部は入ってからが大変だぞ」

 

それを言われてぼくは思った。

「医学部に入ったことないのになんでわかるのだろう?」

 

医学部なんて入ったらこっちのもんだろ

と思い受験して合格し、いざ夢の医学部へ。

 

さあ、医学部の勉強はどんなもんだ、

入ってからが本当に大変なのか!?

と、ドキドキしながら講義へ。

 

医学部に入って始めにどんな勉強をするかというと、基礎医学である。

基礎医学では、病気というよりも、カラダの中で酸素がどうとか代謝がどうとかの機序を勉強していく。

 

これに対するのが肺癌とか、心筋梗塞とか脳梗塞とか、病名のある臨床医学

診断とか治療を勉強する。

 

 

基礎医学からやると知らなかったので、

病気に詳しくなると意気込んでいたぼくは肩透かし。

 

 

 

 

 

僕は念願の大学生になってそれまでの受験勉強の鬱憤を晴らすように遊びまくった。

 

そして大学の試験が近くなってきてみんな勉強を始めたので僕も勉強を始める。

 

勉強しながら思う。

覚えることばっかりだ、、医学部の試験って高校の試験より大変だ、、、。

 

 本試験があって、本試験に落ちれば再試験があってそれに落ちると留年。

1つの科目を落として学年だけ上がって次の年に取ればいいという制度はない。

 

 

こうして僕はあのときの進路指導の先生が言ったことは本当だったのか、、と思った。

 

 

が、しかし。

よくよく考えてみるとそうでもない。

 

 

高校生では、毎日予習して復習して

受験勉強をしていた。

もしも、医学部での授業も同じように予習して、復習して、毎日勉強していたら実際医学部の試験で合格点をとることなんて大学入試で合格点をとることに比べたらものすごく楽。

 ただ、「大学生とはたくさん遊べる」といった愚かな勘違いから医学部の勉強が大変と感じるのであって、高校生の頃予習、復習、テスト、テスト直しといったサイクルで日々勉強していた量と同じくらい勉強すれば医学部の中でものすごく勉強できる部類に入れる。

 

大学生は、あんまり勉強しない。

講義も自分で選んで、講義サボって遊んで…

みたいなイメージを持って入ると

医学部は痛い目をみる。

 

 

勉強せずに、就活まで遊んでノホホンとしとける大学と比べるから、入ってから大変と感じるだけで、高校生の頃を考えるとそんなことはないのである。

 

「医学部は入ってからが大変」

ではなく、

「医学部に入ったらそのまま生涯勉強」

というのが正しい。

 

 

 

 

最初は他の大学に行って楽しそうな友達の大学生活を見ていて羨ましかったりちょっと後悔したりしたけれど、

他の学部では身につけれない知識、技術が身につくといったとこで先を見れば自信を持つことができる。

 進路に迷ったとき、そんな基準で学部を探してみるのもいいかも。

 

 

なんでもそうだけど、勉強もとことんハマってやると、おもしろくなってくる。

 

医師への道

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