色はあるのか

 

高校か中学のときにみた印象的なお話

 

 

地球上からいっさいの生物が絶滅したとする

そのとき、それでも夕焼けはなお赤いだろうか。
見るものがいなくとも夕焼けは色をもつのか?
 
もし、青と黄の系統しか関知しない生物だけが生き残ったらどうなる?
そのとき、夕焼けの色は暗い緑だ、と。
その生物も死滅したら?
そうなったら・・・、

そのとき夕焼けの色も「死滅」する?
もう夕焼けは何色でもなくなる。
色は対象そのものの性質ではなく、

むしろ対象とそれを見るものとの合作とでも言うべきではないか。

それゆえ、見るものがいなくなったならば

物は色を失う。

世界は本来無色なのであり、

色とは自分の視野に現れる性質にほかならない。

 

生まれて初めて接した哲学のようなお話。

国語の教科書の裏表紙でこんな話があったのが

印象的で今でも覚えている。

 

当たり前なことを疑うような目をもつ

というメッセージがあるのかなぁと思ったり

 

難しく思える哲学も

食わず嫌いで詳しくやってないので

なんともいえないけれど、

なんでも深くやってみたら

おもしろいのだろうなきっと

 

 

哲学の謎 (講談社現代新書)

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